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糖尿病の予防・治療の啓発運動

2006年12月20日、国連は国連総会義で、IDFが要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を加盟192カ国の全会一致で可決しました。

同時に11月14日を世界糖尿病デーと決めました。11月14日はインスリンの発見者、フレデリック・バンティングの誕生日です。

日本での活動
11月14日には世界各地での糖尿病の予防・治療・療養の啓発運動が推進され、日本でも2007年11月14日、東京タワーや通天閣など各地で世界糖尿病デーのシンボルカラーであるブルーにライトアップされ、糖尿病に対する予防や治療などの啓発コメントが雑誌、新聞、ニュースなどで報道されました。

糖尿病の現状
糖尿病は、世界の成人人口の約5〜6%の病気となっています。1997年に実施された糖尿病実態調査によると、日本には約690万の「糖尿病が強く疑われる人」が存在します。

さらに、「糖尿病の可能性を否定できない人」も約680万人おり、合計で総人口の10%を超える約1370万人の糖尿病患者がいると推定されています。また、40歳以上の3人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍である事実が、2006年の国民健康・栄養調査で発表されました。

糖尿病が原因の死者も年間約1万人に上る中、実際に治療を受けている患者は、その約15%にあたる約212万人に留まっています。糖尿病には痛みなどの自覚症状が少ないことから、疑いがありながらそのまま治療を受けないケースが多くあることが、その要因と考えられています。

糖尿病は不治の病
糖尿病は不治の病です。一度でも糖尿病と診断された場合(空腹時血糖値がたった一度でも126mg以上になったことがある人)、治ることはありません。その後は、いかにして糖尿病に特有の合併症を防ぐかにかかってきます。

世界のどこかで10秒に1人が糖尿病の合併症で亡くなっています。糖尿病の症状の進行は発展途上国で多く見られます。糖尿病は豊かな国の病気だと思われていますが、実際は経済的に恵まれない層に多く、治療費が払えず、高額なインスリンなど治療を満足に受けられず合併症に苦しんでいる状況なのです。

食生活が変化し食事で脂肪を取りすぎていたり、治療設備が整っていないために糖尿病が急増しているのです。世界の人が糖尿病を予防し、糖尿病について知ることが大切であり、治療や合併症を防ぐように全世界で行動することが求められています。

糖尿病の治療には、まず栄養バランスのとれた食事をとること、そして適度な運動をすること。そうしてきちんとした治療をするという知識が、世界の健康を維持するのに必要な時代だと言えるでしょう
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